私が産創館に入ってから取り組んでいる「子どもの成長をインターネット上で記録するサービス-ベビログbabylog-」がいよいよ10月中にβ版をリリースできる目途が立ちました。
これまで諸事情で日々の取り組みや詳細な内容について書くことができませんでしたが、ようやくオープンに話せるようになりました。
7月初めに構想はほぼ固まっていたのですが、それからの1ヶ月間本当にこのサービスを立ち上げるべきなのか非常に悩みました。
大きな理由は費用です。
このシステムを立ち上げるのにウン百万円かかります。
ユーザーが集まるか分からないものにそれだけの費用を今の自分がかけていいのか、
家には幼い子どもが待っているわけで簡単に決断できる金額ではありません。
ほんとに悩みました。
悩んで悩んで1ヶ月近く悩みましたが結局自分で答えを出すことができませんでした。
そしてお世話になっているコンサルタントの先生に相談した結果、事業計画書を書くことで自分のプランを見つめなおしてみてはとのアドバイスをいただきました。(ただし決めるのは自分だと)
事業計画書のひとつひとつの項目をつぶしていく中、やはりこのサービスはおもしろい、たくさんの方に幸せな気持ちを感じてもらえるはずだと、そして何より自分自身が一番使ってみたいサービスだと再認識する形になりました。
その夜、私は妻に自分の気持ちを打ち明けました。
妻は最後まで聞き終わると、
「あなたがそこまで考えているなら私はあなたを信じる。」と一言。
私の気持ちは固まりました。
こうして1ヶ月の期間を経て、8月より再び動き出すことができたのです。
私はシステムの知識はありませんので、まずはシステム会社探しから始まりです。
産創館のビジネスマッチングサービスを利用したところ、10社近くの応募がありました。
条件があわない3社をのぞいて7社と面談することになったのですが、知識がない私がどのように話していけばいいのか非常に不安でした。
そんなときに声をかけてくれたのが私の隣の席に座るジェネスタイルの原田さんでした。
彼は自分の仕事があるにも関わらずすべての面談に同席してくれました。
そして私がわからない技術的な質問をすべて投げかけてくれ、あとで私に詳細に説明してくれました。
原田さんがいなければ今の時期にここまで来ていなかったではないかと思います。
本当に感謝です。ありがとうございます。
そしてその面談の結果、非常にいい会社が見つかり現在に至ります。
紆余曲折の日々でしたがようやく形になりつつあります。
これからが本当の勝負です。
妻と子を守るため、そして自分のサービスでより多くの方に幸せを感じてもらうために全力でがんばります。

この記事を書いた人

 

板羽 宣人

 

公務員から起業して、(株)ベビログという小さな会社を経営しています。Eコマース、電子書籍出版事業などWEBサービスの運営をメインにやってます。2011年から国内外で季節にあわせて家族で住む場所を変えて生活(ワーケーション)をしています。妻とイギリスへの高校留学中の息子の3人家族。
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