ついにこの日が来ました。
そう、ベビログβ版公開日です。
(2日遅れました。すみませんm(__)m)
構想したのが昨年4月下旬。
9ヶ月目にしてようやくある一定の形になったわけです。
これまでいろんなことがありました。
ひとつ大きな山場が7月でした。
ここでベビログを立ち上げるには多大な費用がかかるということがはっきりしました。
ユーザーが集まるかどうかわからないものに、先行投資しても大丈夫なのか、本当に考えている収益モデルで収益を生み出せるのか。
家には幼い子どもが待っているわけで簡単に決断できる金額ではありませんでした。
ほんとに悩みました。
悩んで悩んで1ヶ月近く悩みましたが結局自分で答えを出すことができませんでした。
産創館でお世話になっているコンサルタントの方に相談した結果、事業計画書を書くことで自分のプランを見つめなおしてみてはとのアドバイスをいただきました。
しかし、結局は決めるのは自分ですよということでした。
事業計画書のひとつひとつの項目をつぶしていく中、やはりこのサービスはたくさんの方に幸せな気持ちを感じてもらえるはずだと、そして何より自分自身が一番使ってみたいサービスだと再認識する形になりました。
そしてその夜、私は妻に自分の気持ちを打ち明けました。
妻は最後まで聞き終わると、
「あなたがそこまで考えているなら私はあなたを信じる。」
と一言いってくれました。
その一言で私の気持ちは固まりました。
そして、後日次のような言葉もかけてくれました。
「お客様に幸せを感じてもらえるサービスは家族をおろそかにするような人には決してできない。家族を大切にするあなたならきっとできると思う。」と。
ここで私の人生の目標である幸せな家庭を築くということ、それが経営理念として一致するものになりました。
「家族が幸せになれば社会も幸せになる」
私はそうした思いを強い理念とし、ベビログを運営していきたいと思います。
他にもいろんな山がありました。
ここにも書けないことがたくさんありました。
眠れない日、食べられない日、情けなくて、悔しくて涙した日….
でも、その度に多くの仲間が助けてくれました。
自分の事業を二の次にしてまで協力してくれた仲間。
朝から晩までベビログのテストに協力してくれた仲間。
落ち込んでいる私を必死に励ましてくれた仲間。
みんながいなければ決してできなかった「ベビログ」です。
みんなのおかげです。
本当にありがとう・・・
僭越ながらベビログを共につくってくれた皆様に感謝の意を込めて記しを残させていただきました。
http://www.babylog.jp/PageMaker.php?p=3
何度も何度も、浮き沈みしながらやってきましたが、つい先日のテストの際に改めてベビログを作ってよかったっと心から思うことがありました。
それは、ある方が知り合いのお子さんの写真をたくさん借りて来られて、それを元にページを作られました。
お子さんさんの幸せな表情。
なんとも言えない暖かな雰囲気がそこには漂っています。
こんな幸せな写真、日記が「ベビログ」には山のように集まってくるのです。
それを想像するだけで私は幸せな気持ちで一杯になり、涙があふれそうになりました。
ひとつひとつの家族の幸せの輪がふわりふわりとベビログから出てくる、そして、ベビログを抜け出し、それが社会にまで広がっていく。
それまで抽象的にしか見えなかったものが、一瞬はっきりと見えたような気がします・・
まだ、全部の機能の実装ができていませんし、不具合もまだまだ出てくると思います。
しばらくの間、まだまだ産まれたばかりの「ベビログ」をお許しください。
皆様の力をお借りし、共に育てていただけるとこんなに嬉しいことはありません。
どうぞ末永く、「ベビログ」をよろしくお願いします。
では、熱い思いがこもった「ベビログ」をぜひご覧くださいませ。

babylog.gif

この記事を書いた人

 

板羽 宣人

 

公務員から起業して、(株)ベビログという小さな会社を経営しています。Eコマース、電子書籍出版事業などWEBサービスの運営をメインにやってます。2011年から国内外で季節にあわせて家族で住む場所を変えて生活(ワーケーション)をしています。妻とイギリスへの高校留学中の息子の3人家族。
詳細なプロフィールページはこちら

コメントは利用できません。