今日は渡邉美樹氏の「みんなの夢シンポジウム in 大阪」に参加してきました。
渡邉美樹と考える!~夢あふれ、ありがとうが飛び交う社会をつくる~
というテーマを元に渡邉美樹氏の熱い想いに感銘を受けながら、ときに、涙を浮かべながら拝聴させていただきました。
それだけでも十分に今日は参加して本当によかったなと感じていたのですが、最後にとても貴重な機会をいただくことができました。
たくさんの方が参加されていたのでないだろうなと思っていた質問タイムがあったのです。
ドキドキする胸の高鳴りを押さえながら、こんな機会はなかなかないとスッと手をあげると司会の方と目が合い質問させてもらえることになったのです。
私はこんな質問をしました。
「公務員から起業し、ベビログという子どもの成長を記録するインターネットサービスをしています。
”ひとつひとつの家族が幸せになれば社会が幸せになる”という強い想いを持って事業を行っています。
でも、いくら想いが強くてもなかなか収益につながりません。
何かアドバイスをいただけますでしょうか。」
するとこういう回答が帰ってきました。
「収益が上がらないのはお客様からの”ありがとう”が足りないからです。
本当に必要とされ喜ばれ”ありがとう”がたくさん集まれば収益につながります。
それに経営についてしっかりと学ぶことも大切です。」
実際には違った言葉だったかもしれませんが、私が理解したのはこういう内容でした。
まさにそのとおりだという思いにハッとしました。
今のベビログは中途半端なんですね。
収益が上がりにくいことから十分な投資をすることができず、機能的にもデザイン的にも満足するものになっていません。
自分がユーザーの立場で考えたときにむちゃくちゃ使いたい気になるかと言えばなってないのです。
いくら想いが強くても、そんなサービスにユーザーから本当にありがとうの声は届くはずはありません。
ユーザーの皆さんが本当に喜んでくれるベビログはどんなものか、また、収益をあげるための商品・サービスで本当に喜んでくれるものは何か絶対に今考えなければいけない。
また、これまで経営についてしっかりと勉強をしてこなかった。何も分かっていない。しっかりと勉強しなければならない。
そうしたことが明確に認識できました。
もし、質問していなければ、あぁ、よい話しだったなぁで終わっていた可能性があります。
しかし、質問をして回答をしてくれるということは、私に対して直接対話をしてくれているのです。
それは本当にズシリズシリと胸の奥深くまで突き刺さりました。
これまで人生の転機的なものは3度ほどありました。
こちらの記事で書いてます。)
いずれも私が尊敬する方からズバリ、ドンっとストレートに言われることで転機になっています。
今日がこれまでの中で一番、ズドンっと入ってきました。
今日、参加させていただいたことで、これからのベビログの在り方は間違いなく変わります。
私の目つきも変わります。
渡邉美樹氏はこのようなこともお話されていました。
これまで頭の中であれこれ考えてやったことは失敗した。
成功したことはどれもわくわくして自分を抑えきれないぐらいに突き進むことができたものだとおっしゃられていました。
私はベビログにたくさんの幸せな家族の写真や動画、また、日記が集まるのを見ていると幸せな家族の輪がシャボン玉のようにふわふわたくさんベビログから出てくるのを感じます。そんなときに感動して胸が高鳴ります。
私にとってもわくわくは間違いなくこれなんだと気づくことが改めてできました。
ひとつでも多くの家族の幸せのお手伝いをさせていただく。
そして、ベビログがあって本当によかった。ありがとう。と一つでも多くの声がいただけるようがんばりたいと思います。
渡邉美樹さま、今日は私にとってベビログにとって大きな転機になりました。
本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。

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この記事を書いた人

 

板羽 宣人

 

公務員から起業して、(株)ベビログという小さな会社を経営しています。Eコマース、電子書籍出版事業などWEBサービスの運営をメインにやってます。2011年から国内外で季節にあわせて家族で住む場所を変えて生活(ワーケーション)をしています。妻とイギリスへの高校留学中の息子の3人家族。
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