今日は妻がとある勉強会に出席のため、子どもと二人動物園に行ってきました!
とても寒く、小雪(ヒョウ?)が舞い散るなか、妙にテンションが高い同じ顔をした親子二人、動物園内を闊歩している様子は周りから見るとどんな感じだったのでしょう。^_^
私と息子はよく「ほんとそっくりやねぇ」と言われるるほど、顔が似ているようです。
しかも、似ているのは顔だけではなく、むしろ私は性格がホント似ているなぁと感じることが多々あります。
トラがいるオリの丸窓から二人、顔を寄せ合い見ていると、のそっと立ち上がりこちらに近づいてきました。
トラはガラス1枚挟んですぐ近くまで来ると、また戻って行きましたが、息子はトラが間近に来たことに大興奮。
「キャッキャッ」と叫びながら、私の後ろに隠れては、また、窓にへばりつき、そしてまた、トラが来ると「キャッキャッ」叫んで私の後ろに隠れる。
そんな繰り返しを数分繰り返していたところ、
「ちょっといいですか?」 と女性の声。
振り返ると、アナウンサーの女性とテレビカメラが。
どうやら楽しそうに騒いでいる息子にインタビューしに来られたようです。
すると、今までの行動が嘘のように、息子が黙ってしまいました。
思いっきり照れてしまい、「どの動物が一番好き?」という質問に対しても、「・・・・トラ・・」とボソっと一言答えるのがやっと。
幼少時代の私を見ているようで何とも苦笑いしてしまいました。
顔も性格もそっくりな息子。かわいくて仕方ありません。
(親バカばんざ~い)
息子が「できない~」という言葉を発したときに、私がいつもいうセリフがあります。
「できないと思うからできへんねん。『オレはできる!!』って言いながらやってみ」
そして、息子は「おれはできるっ!!」と言いながら顔を真っ赤にしてがんばります。
そんなことをいつも言ってるのに、自分はできてないなぁと思うことが動物園でありました。
カピバラって知ってます?
リスみたいなんだけど、とても大きくてちょっと変わった愛らしい動物です。
そのカビバラがとても重いらしく、成長すると35kgにもなるそうです。
そして、そのカビバラを持ち上げてみましょうと、同じ重さの模型にロープをつけてひっぱり上げるというものがありました。
息子と二人、一生懸命ひっぱりましたが、少しも持ち上がりません。
あきらめて、となりの展示物を見ていると、後から来た家族のお父ちゃんが「う~ん」と言いながらひっぱり上げました。
それを見た同じ顔をした親子は「オレはできる!!」と二人で囁きながら再び挑戦したところ、スッと持ち上がったのです。
はじめに挑戦したときは少しためしてみて、かなり重かったので無理だろうなと思いながらやっていたんですね。
それが他の人ができるのを見て、自分たちもできるはずと思ったとたん、持ち上がる。
日々の生活、仕事の中でもこんなことが多数あるんだろうなと実感したひと時でした。
「自分の中のリミッターをはずす」
これからは息子に言いながら、自分にも言い聞かせようと思います。
結局、閉園の時間まで思いっきり、動物園を満喫して帰ったのですが、家について万歩計をみると9000歩を超えていました。
それなのに、息子はまだまだ元気で、これも妻が毎日息子を歩かせることを習慣づけているからなんだなぁと、これまた、「習慣化」の大切さを教えられたお父ちゃんでした。