前回のブログでテニスサークルの10周年について書きながら、そう言えばインターネットに無限の可能性を感じたのもこのサークルがきっかけだったなぁと思い出してました。

サークルを立ち上げた当初は6~8人ぐらいの少人数での活動でした。
どうやったら新しいメンバーが集まってくれるだろうと試行錯誤してました。
そんなとき、何を思ったのかサークルのホームページを作ってメンバーを募集することを思い立ったのでした。

当時は2000年ということで、ようやくインターネットが一般の人にも広がりつつあるものの、ネットを経由して来るのはオタク系の人ばかりになるんじゃないかという声もメンバーの中にありました。(そんな時代でした(^_^;))

ホームページビルダーを購入して、作ったホームページがこれです。

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そんなホームページを立ち上げて1ヶ月ぐらいだったでしょうか、何と初めてネット経由で問い合せがあったのです。

来て、見てびっくり!
何とインターハイ、インカレを制したこともある実力者、通称ぶんちゃんでした。

まあまあ、しょっぱなだからこんなこともあるのだろうと高をくくっていたのですが、それから来るわ来るわ個性的な魅力的なメンバーが・・・

ぶんちゃんが来たのが3月。

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で、次の写真が4月。

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で、5月。

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で、6月。

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で、7月・・

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で、8月・・

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このころには常時これぐらいのメンバーが参加するようになり、あまりの多さに借りていたテニスコートから閉め出されるまでに・・・

こんなにもメンバーが集まるということは、ホームページを見る人も当然多かったということになります。

では、どうやってホームページを露出していたかということですが、この頃はSEOなんてもちろんしるよしもありませんでした。

何をやっていたのか・・・
それは、関西のテニスサークル情報サイトを自分で立ち上げて、その中で一番目立つ位置に常にうちのサークルを表示させていたのです。

そのころはまだホームページの数も少なくて、そのような情報サイトがなかったのです。
そして、自分が社会人になってサークル探しをはじめたときに、とても苦労した記憶がありました。
そのときにこんな情報サイトがあったらいいなと思うサイトを作ったのです。

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※今も多くの方に愛され運営中!
関西のテニス情報ポータルサイト「関西テニスネット」

思惑がどんぴしゃとあたって、そのサイトのアクセスはどんどん上がって、サークルに来る大半の人がその情報サイト経由で来るようになり、上の写真のような事態になってしまったのでした。

情報サイトはユーザーのニーズに応えたからアクセスが集まりました。
ではなぜ、サークルのホームページはここまで反応がでるものになったのでしょうか。
そのときはよくわかりませんでしたが、今となってはよくわかります。

それは、メンバーの顔をしっかりと掲載して、コンセプトをしっかりと打ち出していたこと。
また、活発に活動している感を出すために、予定表を随時更新していたこと、そして、毎回練習後に全員で写真を撮ってホームページで更新していたこと。
はたまた、活動内容を知ってもらうために、毎回活動日記を書いていたこと。

これって、今からすればネットショップなどで売上げを上げるためには必須のことです。
しかし、当時はそんな知識があるはずもなく、とにかく立ち上げ当初でいかにしたら人に来てもらえるのか、そればかりを必死になって考えていました。

必死になって考えたら、しなければいけないことが自然にできていた。
そんな感じだったんだと思います。

こんな経験をして、インターネットの可能性の大きさ、また、自分でサイトを運営してそこからユーザーの反応が直接得られる楽しさを知ってしまい、インターネットにはまりこむことになったのでした。

サークルを立ち上げて、代表として活動することのやり甲斐を知る。
そして、ホームページを立ち上げてインターネットの無限の可能性を実感する。

もしかすると私はこのサークルを立ち上げていなかったら起業していなかったのではないかと、最近ふと感じることがあります。

人生って何がどう転ぶかわかりませんね。
今、多いに人生を楽しんでいます(^_^)

この記事を書いた人

 

板羽 宣人

 

公務員から起業して、(株)ベビログという小さな会社を経営しています。Eコマース、電子書籍出版事業などWEBサービスの運営をメインにやってます。2011年から国内外で季節にあわせて家族で住む場所を変えて生活(ワーケーション)をしています。妻とイギリスへの高校留学中の息子の3人家族。
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